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2017年02月09日

2束のわらじ、いや4束のわらじを履け

10年以上前からいろいろやっていたので「本業はなんですか?」と良く聞かれ、「全部が本業です」と答えました。おそらく当時の私を「不真面目」「怪しい」と思った方はいるはずです。その都度、「やっぱり日本人は会社員が1番信用される」と思いましたが、特に落ち込むこともありませんでした。なぜならば、当の本人は楽しいからやっているだけで、人からどう思われようがお構いなしでした。
 
いろいろなことをやっていると、異なるスキル、技術が養われ、結果、相乗効果が生まれることがわかりましたので、石井、小野、稜には「2束以上のわらじを履け」と言っています。
 
当初は「給与が安いから副業をしている」「結局トレーナーなんて生活ができない」等雑音を聞かされるが、結果させだせば社会も黙らせる。日ハムの大谷選手を見れば一目瞭然です。
 
良くも悪くも彼らには、見本がいる。賢くないので難しい事は教えられないが、経験から得たものは全て教えます。その一つが、「3~4束のわらじを履け」ということです。
  

2017年01月29日

将来は独立するように

常々3人には「将来は独立しろ」と言っています。何だかんだ言ってもトップに立てば自分のやりたい事を自分の責任の下で実行できる。これほどやりがいの有るものはありませんし、同時に夢とロマンを得ることができます。

「いつまでも俺の下にいるな。時期とタイミングで独立しろ」と言っても「無理です。」「僕に経営なんて無理です」稜に至っては、「兄貴に社長をやらして、俺はパーソナル指導に専念するよ。そのほうが絶対に上手くいくよ」と他力本願そのものです。

しかし、そのような返事を返した時「現状を良く考えてごらん。今、お前たちはパーソナル指導でそれぞれお客様を担当しているよな。そのお客様は、JOGFITと契約しているのではなくお前たち個人と契約しているのと同じだぞ。街づくりセンターも同じで、たしかに俺の教え子だから、契約してくれているかもしれないが、世の中そんな優しいものではない。

いくら俺の教え子でも評価されなければ、契約なんてしてくれない。そう考えるとパーソナル指導のお客様をある程度契約すれば、パーソナル指導と街づくりセンターの仕事があれば独立は不可能ではない。パーソナル指導はJOGFITでやってもいいから、独立を視野にいれて頑張りな。10年を目安にすればいいんじゃないかな。それとJOGFITのことなんて考えるな。今までだけでも十分すぎるほど貢献してくれたから応援をするよ。お前たちならトレーナーとしてやっていけるよ。」
 
10年後と言えば、彼らは32歳です。独立開業するには最適な年齢かもしれません。10年後、それぞれがスタッフを抱え、パーソナル指導で活躍してくれることが、私の夢になったことは間違いありません。
  

2017年01月25日

別分野の事を勉強してみな。

現在の仕事以外の事を学ぶことで、所願満足の人生を送れるような気がします。「学ぶ」ことを辞めれば、あきらかに愚痴が多くなります。本業の事を学ぶことは当然ですが、時間を作ってまでも他分野の事も学ぶべきです。

「他分野?」と難しく考える必要はありません。弊社若手3人にとってトレーニングだけが本業ではなく、経理・財務等について学ぶことです。別に専門家になる必要はなく、ある程度の知識があることで、精神的に楽になり正しい方向へ導いてくれます。

一人一人が会社員という意識ではなく、個人事業主の意識をもって日々生活することが自身の成長を促すので、若手には「将来は自分の会社を持ちな」と言っています。そのために「学ぶ」ことを勧めています。

必ず役に立ちます。「そんなことが分かるのか?」「お前は予言者か?」と言われそうですが、因果法理という言葉があるように、現在の行いを観れば未来の事が分かることは確かだと思います。

同じトレーナーの世界に生きる人間として、まだ私が現役である以上若手3人とはライバル関係でもあります。だから「自ら教え」はしませんが、来たら教えます。習いもしないで、愚痴を言うそんな人間だけにはなってもらいたくありません。「学ぶ」ことを絶対に忘れるな。
  

2017年01月23日

どんどん遊びな

若手3人には遊ぶことを勧めています。遊ぶことで、リフレッシュできることは当然ですが、遊びから学ぶこともあります。
したがって「遊ぶ内容」も大切になると考えています。勿論、それぞれの価値観で相違はあると思いますが、「スポーツ観戦」はスポーツに興味がある無しに関係なく行った方が良い、「遊び」の一つです。
なぜならば、「スポーツ観戦」は人間に必要な「衣食住」全てが含まれています。
衣=ユニホーム販売、食=ファーストフード等販売、住=思考を凝らしたスタジアム設備なのですが、その最たる物が「広島スタジアム」で、衣食住を兼ね備えた「広島スタジアム」は訪れるだけで感動させてくてます。

そのような理由で私は、若手3人+1を「スポーツ観戦」に時間を見つけては連れて行きます。
本年は稜・亮輔を4月2日東京ドームの中日戦、西武ドームでの西部VS日ハム
裕嗣とたかひとをジュビロ磐田の磐田スタジアム開幕戦、清水エスパルスVSジュビロ磐田の静岡ダービーには連れて行きたいと思っています。その他、大相撲、日本ダービーなどの競馬にも行きたいのですが
 
若手3人+1人が、観戦を通じて何かを学んで貰いたいとは全く考えていません。ただ純粋に楽しんで貰えればそれで結構です。
  

2017年01月11日

次はシューズ販売やろうよ

余程、自分が仕入れたウェアーが売れたのが、嬉しかったのか
「今度はシューズを販売しようよ」
と稜が爽快に言いました。
「わかった。丁度来月、東京に行く用があるから、その時仕入れてくるよ。」
いつもなら『頼むね』で会話は終了するのですが
「俺も行くよ。で何時東京に行くの?」
「お前は平日〇☓産業の仕事があるから土日しか無理だろう。2月26日ではどう」
と答えたら
「それじゃ遅いよ。もっとはやく行けないの?」
と急かす稜に内心
『単に東京に行ってバイヤー気分を味わいたいだろう。途中どこのサービスエリアによって何を食べて、昼はどこで食べようかなぐらいしか考えていないだろう』
と思った瞬間「そう考えるのは兄貴だから。昼なんて要らないよ。」完全に心の声を稜に読まれました。
(稜には大学で健康運動実践指導者の資格を取りながら他分野の会社に就職した4歳年上の『やっぱりこの会社は将来、俺が継がないとだめだな。俺がやるしかないな。』と思い込んでいる石橋を叩いて叩いて叩きすぎて壊し、結局渡れないタイプの兄がいます。)その稜の勢いに、手帳には予定が記入されつつも変更可能な「2月5日」を選択し答えたら
「OK。いいよ。今年はナイキの黄色が流行るからな黄色中心に仕入れるか」
と自信ありげに言ったので
「なぜナイキの黄色?」と尋ねたら
「今年の箱根駅伝で多くの選手履いていたから。箱根駅伝見ていないの?」
「そうか。わかった。本当に仕入れ任すからね」
今回の販売について販売価格その他業務全てを稜に任せるつもりです。
 
稜も22歳になりましたが、私が22歳の時、日本はバブル景気に踊らされ、「青年実業家」」「多角経営」という言葉がもてはやされた時代であり、多くの学生が成功を夢見て学生起業した時代でもありました。その後バブル崩壊、リーマンショックなどの先行き不透明な時代になり、学生の就業精神は安定志向に向かい、現在に至っています。
 
おそらく稜の頭には、仕入れ価格、原価、販売価格、人件費等の諸経費などの関係性はなく、ただ仕入れ価格より高く売ることしか考えていないと思いますが、ウェアー販売で「商売精神」が芽生えたのは事実です。稜にとって初めての「商い」であり、フィットネスクラブ内での販売という「身の丈」商売なので全てが勉強になるはずです。稜を含め若手には起業を夢みてもらいたい気持ちがあります。
 
挑戦すれば失敗することも、もちろんあります。だが再び立ち上がれば、失敗はかけがえのない宝に変わります。失敗のない人生とは、成長のない人生かもしれない。青年なら失敗を恐れないで果敢に挑戦してもらいたいです。
  

2017年01月04日

「無駄なことをやりな」

「無駄」「無意味」という言葉が多く聞かれます。「無駄」「無意味」はその人の価値観での判断であって、価値観は人それぞれなので「無駄」「無意味」は存在しないと思う。

逆に多くの人が「無駄」「無意味」と思っているところにチャンスはあるはずなので、稜に「無駄・無意味のことをやった方がいいよ」と新年早々に言ったら、「無駄・無意味なことなんかするわけない」と一喝されました。

「とにかく、やりたいと思うことをやりな。世の中に無駄・無意味なことはないから。
ただ電動ドライバーがあるのに、わざわざ手動で作業を行って電動ドライバーを使えば1時間で作業が終了するのに、手動で行った結果作業が3時間かかるような時間の無駄だけはやめな。

ただ旅行で目的地に行くのに普通電車でわざわざ時間を掛けていくのは時間の無駄ではないからな」
「わかった」何が分かったか理解できないが、私が経験した失敗を時間の許す限り伝えたい。
  

2016年12月30日

分別がないほうがいい

「稜 分別がないほうがいいぞ」
「分別?」
「分別とは物事を損得勘定して動くこと」
「損をしたくないから、損得勘定して動いたほうがいいにきまっている」
当然と言えば当然の解答です。

組織において分別のある人間が優秀であることは間違いなく、分別のない人間は評価されないかもしれない。
「確かに損をしたくなければ、分別があったほうがいいかもしれないけど、分別があると自分を社会に適応させる人間にしかならないよ。」
「それでいいと思うけど」
「それだと愚痴が多い人間になるよ。分別がないほうが、人と異なる発想が浮かぶから、社会が自分に適応するようになる。そうなると愚痴もなくなるし、少しの失敗にもくじけなくなる。バカ扱いされるけどね」
「一応頭に入れておく」
 
分別のない人間の方が、社会を自分に適応させるように頑張り、そこに進歩が生まれます。
すぐに理解しなくても、数年後に気づいたら最強トレーナーに1歩近づいたことになります。
  

2016年12月19日

「腹筋を割りたい?」

「腹筋を割りたいけど、クランチは何回したらいい?」
クランチとは、腹筋運動の1つですが
「1000~2000回ぐらい」
「はあ?」真剣に答えてよ」
「真剣だよ。ほとんどの人はクランチをやっても、腹直筋、腹斜筋を使わず、大腿四頭筋で上半身を挙げているから、数百回程度では腹筋には効果ないよ」
「何をやればいい」
「エアロバイク1時間
スクワット50㎏10回、60㎏10回、65㎏10回、70㎏10回、75㎏7回、80㎏5回、85㎏3回
デットリフト40㎏10回、50㎏10回、60㎏10×3
アメンボ3分⇒ストレート20回⇒クロス20回
スイングプッシュアップ30回×3
ベンチプレス50㎏10回、60㎏10回、65㎏10回、70㎏10回、75㎏7回、80㎏3回
エアロバイク30分
トレーニング終了30分以内に牛乳を飲むこと
1時間以内にオレンジジュースを飲むのを忘れないでね。
もし仮に2月28日までに4分割にしたら好きな物買ってあげるよ」
「絶対だな。約束したからな」
最後の一言で稜の眼が本気モードになってしまった。
  

2016年12月12日

稜、人からの恩は忘れるな

「加藤さんがこれ稜にだって。」
「森さんに俺、コーヒーもらった」
「見てみな。これ渡辺さんにやって貰った」
「古屋さんと一緒に走った」
と最近、「誰々に~をしてもらった」という言葉が稜から聞かれるので
「稜 最近、人からいろいろ助けてもらっているよな。それってお前が認められたということだよ。人って、ただ弱いから、かわいそうだからだけでは助けはしない。その人が頑張っていることを認めた時、人は人を助ける。そしてその恩は絶対に忘れるな。」
 
最強トレーナーになるためには、当然、知識・技術は不可欠です。
しかしそれ以上に必要なものは、「人への感謝の気持ち」です。しかし、「人への感謝の気持ち」はそう簡単に身につくものではないので、この気持ちを持てた時、最強トレーナーになっているはずです。
  

2016年12月07日

稜が営業をやるって?

「4月になったら一緒に営業をやるか?」
「おう。いいよ 俺もそろそろ顔を売っておかないとな」と快諾の返答に呆気にとられるのと同時に、『こいつも社外研修で少しは成長したかな』と思った瞬間「ゴルフでも習おうかな」と真剣な顔でいったので、「なぜゴルフなの?」と聞いたら「営業といえばゴルフ営業でしょ」『やっぱりこいつは脳も筋肉だ』と疲れがドット溢れでました。

営業で苦しみ苦闘している営業マンがこの言葉を聞いたら「営業をなめるな」と言いたくなると思いますが、若手3人の中で、組織という後ろ盾がない己の力だけで行う営業の辛さを知っているのは稜だけなのは間違いあません。
「ゴルフ営業でしょ」の言葉は照れと覚悟が交差したものだと判断しました。

リスク回避をして失敗しない人間より、無謀と言われても失敗を恐れないないで行動して、自分の力なさに涙する人間の方が魅力的です。
泣かない事が強いのではなく、涙を思い出に変えるのが強いことであることを、学んでもらえれば「営業」は大成功です。