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2017年01月09日

外国語を学べ、世界に目を

 「英語を全く話せないのに、大学の英会話で評価Aを摂ることはありえない。
裕嗣 教授に何か貢物でもあげたの?」
「そんなことしません」
「なぜ、A評価なの?」
「僕にも分かりません」
ととぼける裕嗣に、「ウソつけ。分かっているくせに」
と間髪入れずに言った瞬間、裕嗣が微笑んだのを見逃しませんでした。

「俺もそうだけど大学の教授も裕嗣の才能を認めたといことだぞ。もっとこの才能を生かしたほうがいいぞ」
「才能?」まだとぼける裕嗣に
「いるだけで周りの人間を明るくすることと、会話能力を上回るジェスチャーだよ」
「そうですか?」
「まあ。いいや。ところで裕嗣は絶対に外国語を学んだほうがいいぞ。裕嗣なら単語を2つ並べるだけで、会話は成立するよ。
実際は3つ並べるだけで会話は成り立つよ。そのいい例がピコ太郎だよ。
真剣に考えてみな。絶対に損はないし、無駄はない。無駄というより俺たち凡人には理解不能なとんでもない出来事が起こると思う。もしその気になったら習得方法を教えてあげる」
「え。社長は英会話ができるのですか?」
「だからさっき言っただろ。単語を3つ並べれば会話は成り立つ。後はどれだけ単語を知っているかが勝負。
お腹が痛い場合は、指でお腹を指さしstomach hurtsこれで十分。日本人は完璧を求めすぎだと思うよ。学校で習う文法なんて関係ないから。今日からでも勉強してみな。」

2017年は、世界が大きく変化する年であることは間違いないが、最後は自分自身が強くなければならないと思う。語学は最強の武器です。ジェスチャーが豊な裕嗣に語学が加わった時、世界に羽ばたいている気がします。
  

2017年01月07日

好きなことを仕事に

「亮輔、名刺を作ったから営業活動に励んでね。目標は1日100件の飛込営業」
「え?」
「亮輔に嫌い・苦手な営業なんてやらせるわけがない。人は嫌なことを仕事にしているほど苦痛なことはないし、嫌々やっても効果はない。それに自分が社長でいる間は、営業は自分でやるからやらなくていいよ。」

少し微笑んで亮輔は「はい」と答えました。
「だからJOGFIT、講座は任すからそこに全力を注いで。」
「わかりました」
「営業をしていると人と会う機会が多いけど活力に満ち溢れている人ほど仕事のことが好きなことが多い。人は好きなことを仕事にするほど幸せなことはないと思う。若い時、働き盛りの時は安定・高収入が勝ち組と言われるが、その勝ち組と呼ばれる人間が歳を重ねると『好きなことをやっておけば良かった』と言う。すごく矛盾していないか。そう思わない?」
「はい」
「すべてがそうとは言えないが、極論は好きなことを仕事にした方が人生充実していると思う。あと得意なことも仕事にするといいよ。」
「はい」
「受講生に対しての話し方、講座進行が本当に上手くなったね。おそらく指導が得意だからだよ。」

亮輔と会うのは、木曜日の午前だけなので、交わす会話はこの程度ですが、これで十分です。なぜならば亮輔は十分すぎるほど成長しているからです。
  

2017年01月04日

「無駄なことをやりな」

「無駄」「無意味」という言葉が多く聞かれます。「無駄」「無意味」はその人の価値観での判断であって、価値観は人それぞれなので「無駄」「無意味」は存在しないと思う。

逆に多くの人が「無駄」「無意味」と思っているところにチャンスはあるはずなので、稜に「無駄・無意味のことをやった方がいいよ」と新年早々に言ったら、「無駄・無意味なことなんかするわけない」と一喝されました。

「とにかく、やりたいと思うことをやりな。世の中に無駄・無意味なことはないから。
ただ電動ドライバーがあるのに、わざわざ手動で作業を行って電動ドライバーを使えば1時間で作業が終了するのに、手動で行った結果作業が3時間かかるような時間の無駄だけはやめな。

ただ旅行で目的地に行くのに普通電車でわざわざ時間を掛けていくのは時間の無駄ではないからな」
「わかった」何が分かったか理解できないが、私が経験した失敗を時間の許す限り伝えたい。
  

2016年12月30日

分別がないほうがいい

「稜 分別がないほうがいいぞ」
「分別?」
「分別とは物事を損得勘定して動くこと」
「損をしたくないから、損得勘定して動いたほうがいいにきまっている」
当然と言えば当然の解答です。

組織において分別のある人間が優秀であることは間違いなく、分別のない人間は評価されないかもしれない。
「確かに損をしたくなければ、分別があったほうがいいかもしれないけど、分別があると自分を社会に適応させる人間にしかならないよ。」
「それでいいと思うけど」
「それだと愚痴が多い人間になるよ。分別がないほうが、人と異なる発想が浮かぶから、社会が自分に適応するようになる。そうなると愚痴もなくなるし、少しの失敗にもくじけなくなる。バカ扱いされるけどね」
「一応頭に入れておく」
 
分別のない人間の方が、社会を自分に適応させるように頑張り、そこに進歩が生まれます。
すぐに理解しなくても、数年後に気づいたら最強トレーナーに1歩近づいたことになります。
  

2016年12月27日

労働を誇りに思うのではなく「成功」を誇りに

「裕嗣 同級生はこの春から新社会人として働くよね」
「はい」
「以前から思っていたけど、多くの大学生がどこそこで働く、どこへ入社が最終ゴールになっていると思わない?」
「たしかにそれはそれで素晴らしいことだけど、それだと労働を名誉にしているにしか感じない?」
「??・・」
「このフィットネスという世界は、単にフィットネスクラブを経営するだけではないと思う。まだまだ未開発な部分が必ずある。それを人脈・信用・能力で彫り上げれば結果を出せると思う。そしてその結果を出すことが誇りだと思う。」
「もうすでに裕嗣は結果をだしている」
「???・・・」
「交流プラザ・街づくりセンターで仕事をして報酬は得ているけど、それ以上にお客様からの感謝を得ているだろ」
「はい」
「仕事をして感謝されることほど幸せなことはないよな」
「はい」
 
仕事に対して感謝されることを1度味わうと、仕事に対価よりも感動を求めるようになります。
そしてその感度を求めるために、更なる技術向上に努めれば、1歩2歩成長します。
  

2016年12月22日

全てに結果を求めるな

石井のように真面目な人間は、全てに結果をだそうとします。
週に1回の30~40人の講座全員に結果を求めるので、受講生の「なかなか痩せないのですが?」との問いに「そうですね~」と悩んでしまいます。
 
そのような時は「週1回の講座は、学校での60分授業なもので、授業だけうけていて国立大学に合格するか?しないよな。塾へ行ったり、早朝4時に起きて勉強して国立大学に合格できる。やっぱり結果を出す人は、一人になった時も努力している。
講座の時の亮輔は学校の教師で、パーソナルの時の亮輔は家庭教師だと思えばいい。
講座の結果とは、無事故の運営それだけ。だけど無事故の運営ほど難しいものもない。
これが現実。だから講座で各々の結果を求めるな。」

ただ、熱く情熱を傾けられるのは若者の特権であります。
現実は現実と踏まえ、亮輔には勇猛果敢に進んでもらいたい。
  

2016年12月19日

「腹筋を割りたい?」

「腹筋を割りたいけど、クランチは何回したらいい?」
クランチとは、腹筋運動の1つですが
「1000~2000回ぐらい」
「はあ?」真剣に答えてよ」
「真剣だよ。ほとんどの人はクランチをやっても、腹直筋、腹斜筋を使わず、大腿四頭筋で上半身を挙げているから、数百回程度では腹筋には効果ないよ」
「何をやればいい」
「エアロバイク1時間
スクワット50㎏10回、60㎏10回、65㎏10回、70㎏10回、75㎏7回、80㎏5回、85㎏3回
デットリフト40㎏10回、50㎏10回、60㎏10×3
アメンボ3分⇒ストレート20回⇒クロス20回
スイングプッシュアップ30回×3
ベンチプレス50㎏10回、60㎏10回、65㎏10回、70㎏10回、75㎏7回、80㎏3回
エアロバイク30分
トレーニング終了30分以内に牛乳を飲むこと
1時間以内にオレンジジュースを飲むのを忘れないでね。
もし仮に2月28日までに4分割にしたら好きな物買ってあげるよ」
「絶対だな。約束したからな」
最後の一言で稜の眼が本気モードになってしまった。
  

2016年12月15日

裕嗣 もっともっと人を楽しませろ

 「祐嗣 タカシさん、太田さん、清さん達が、ユウジのことを教え方が上手くなったと褒めていたよ。良かったね」
と言われたユウジの顔は、本当に憎めない。

しかし、私はユウジを含め、3人には全てを無難にこなすようなトレーナーにはなってもらいたくはない。
2~3個の欠点をも吹き飛ばすような突出する力を養えばそれでいい。

人が他者に好意を抱くのは、辛い時、苦しい時に寄り添ってくれた人ではなく、我が喜びを自分のことのように喜んでくれる人です。
したがってユウジには、「人を楽しくさせる能力」をもっと磨いてもらいたいえす。
  

2016年12月13日

亮輔 原点を確認する時が来た

「亮輔 なぜ外部からの仕事依頼が多いのか分かるか?」
「社長が営業しているからです」

謙虚な石井の答えです。答えは、石井そのものが評価されているからです。
亮輔は3年間、陽の当たらない影の仕事を、ふて腐った態度もとらず、愚痴も言わずただ黙々とこなしてきました。
そのような姿を観ている人は観ていたのです。
 
しかし、人間の性ですが陽の当たる仕事が増え、他者からの評価が高まると、いつしか影の戦いも感謝な気持ちも忘れ、横柄な態度になり仕事そのものも雑になります。
亮輔は今繁忙期に入りましたが、亮輔は亮輔でした。相変わらず誰に対しても謙虚な態度で接し、きめ細やかな指導をしていますが、今一度原点に戻り、影の戦いに徹することが、最強トレーナーへの道標です。
  

2016年12月12日

稜、人からの恩は忘れるな

「加藤さんがこれ稜にだって。」
「森さんに俺、コーヒーもらった」
「見てみな。これ渡辺さんにやって貰った」
「古屋さんと一緒に走った」
と最近、「誰々に~をしてもらった」という言葉が稜から聞かれるので
「稜 最近、人からいろいろ助けてもらっているよな。それってお前が認められたということだよ。人って、ただ弱いから、かわいそうだからだけでは助けはしない。その人が頑張っていることを認めた時、人は人を助ける。そしてその恩は絶対に忘れるな。」
 
最強トレーナーになるためには、当然、知識・技術は不可欠です。
しかしそれ以上に必要なものは、「人への感謝の気持ち」です。しかし、「人への感謝の気持ち」はそう簡単に身につくものではないので、この気持ちを持てた時、最強トレーナーになっているはずです。